【2019年版】デュアルSIM対応のおすすめSIMフリースマホ3選!DSDSとDSDVの違いは?
最終更新日:格安SIM利用者の増加に伴い、日本でも2枚のSIMカードが挿入できる、デュアルSIM対応のSIMフリースマホが増えてきました。デュアルSIMスマホは待ち受けに切り替えが必要なDSSS、同時待ち受けが可能なDSDS、4Gでの同時通信が可能なDSDV、同時通信が可能なDSDAの4つのタイプがあります。2019年3月に発売されたZenFone Max(M2)は、デュアルSIMに対応しておりSDカード専用のスロットもあるトリプルスロット対応です。
デュアルSIMタイプのおすすめSIMフリースマホを3選紹介
デュアルSIMタイプのおすすめSIMフリースマホを下記3つ紹介します。
デュアルSIM対応とは2枚のSIMカードを挿し込めるSIMフリースマホのこと
デュアルSIMとは、1つの端末に2つのSIMカードを挿し込めるタイプのスマホです。
デュアルSIMを活用すると、電話番号の使い分けや異なるMVNOを組み合わせて自分に最適なプランを作ることができます。
デュアルSIM対応スマホを選ぶときはタイプに注目!
デュアルSIMとはどういうものなのか紹介します。
デュアルSIMには4つのタイプがあります。
シングルスタンバイ(DSSS)
シングルスタンバイとは、挿し込んだ2枚のSIMのうち、片方しか待ち受けできないタイプです。
もう片方のSIMを利用するにはSIMカードを手動で切り替える必要があります。
例えば、音声通話SIM+データ通信SIMの組み合わせでDSSSの端末を使うとします。この場合はデータ通信SIMを使っている時に電話がかかってきても着信しません。
デュアルスタンバイ(DSDS)
デュアルスタンバイは2枚のSIMを両方待ち受け状態にできます。
仮にデータ通信SIMでネットを利用している時に電話がかかってきても、問題なく着信します。
ただし、DSDSはどちらか一方のSIMでしか通信や通話が行えません。通話をしながらデータ通信ができないのがDSDSのデメリットです。
電話の着信があった時点でデータ通信SIMの通信は切れてしまいます。
デュアルアクティブ(DSDA)
デュアルアクティブは、DSSSとDSDSのデメリットを解消したタイプです。
音声通話SIMとデータ通信SIMの同時待ち受けはもちろん、データ通信SIMの利用中に電話の着信があってもデータ通信は途切れません。
つまり、電話をしながらネットを閲覧したりSNSに投稿したりできます。
ただし、DSDAのスマホは日本では販売されていません。
デュアルVoLTE(DSDV)
デュアルVoLTEは2枚のSIMの両方が4Gで待ち受け状態にできるタイプです。
DSDVなら両方とも4Gで通信を行えるので通話中でも快適にネットを利用できます。
デュアルSIMの便利な運用方法
デュアルSIMのメリットは2台持ちをしなくても済む点です。仕事用とプライベート用の電話番号を1つの端末で管理できます。
おすすめの組み合わせは「キャリアの音声SIM」と「格安データSIM」です。無制限のかけ放題プランを用意しているMVNOは少ないです。
よく電話をかける人はこの組み合わせでデュアルSIMを使うと以下のようにキャリア単体よりも月額料金を抑えられ、通話時間も気にしないで済みます。
- ギガライト(ドコモ)+カケホーダイ(ドコモ)=9,123円
- 6GBデータ専用SIM(マイネオ・ドコモ回線)+カケホーダイ(ドコモ)=4,708円
デュアルSIMに対応したスタミナ抜群のZenFone Max(M2)
画面サイズ | 6.3インチ |
---|---|
ストレージ | 32GB |
メモリ | 4GB |
OS | Android 8.1 |
カラー |
Zenfone Max(M2)はデュアルSIM+SDスロットが同時に利用できるトリプルスロット対応のSIMフリースマホです。DSDVに対応しています。
2019年3月15日に29,480円で発売されました。
デュアルレンズのAIカメラはシーンによって最適な画質を自動的に調整してくれるので、誰でも綺麗な写真が撮影可能です!
また、4,000mAhの大容量バッテリーを搭載しているため電池の持ちが良いです。
発売日 | 2019/03/15 |
---|---|
定価 | 29,480円 |
OS | Android 8.1 |
CPU | Snapdragon 632 |
サイズ | 約158.4mm×約76.2mm×約7.7mm |
重量 | 約160g |
ディスプレイ | 約6.3インチ |
メインメモリ | 4GB |
ストレージ | 32GB |
カメラ | アウトカメラ:1,300万画素 |
インカメラ:800万画素 | |
バッテリー | 4,000mAh |
WiFi | 802.11 b/g/n(2.4GHz対応) |
Bluetooth | 4.2 |
USBポート | microUSB |
カラー | ミッドナイトブルー スペースブルー メテオシルバー |
ZenFone Max (M2)が購入できるMVNO一覧
ZenFone Max(M2)が購入できる格安SIM会社は、下記になります。
自分にあった格安SIMを見つけて、ぜひZenFone Max (M2)と一緒に購入しましょう!
会社名 | 販売価格 | 分割時 | 格安SIM価格 | 申し込み |
---|---|---|---|---|
16,390円 | - | 968円/月〜 | 公式をチェック | |
21,780円 | 913円 | 990円/月〜 | 公式をチェック | |
25,080円 | 1,045円 | 770円/月〜 | 公式をチェック | |
25,080円 | 1,149円 | 528円/月〜 | 公式をチェック | |
25,608円 | 1,067円 | 528円/月〜 | 公式をチェック | |
25,850円 | 1,001円 | 704円/月〜 | 公式をチェック | |
27,610円 | 1,149円 | 550円/月〜 | 公式をチェック | |
29,040円 | 1,210円 | 880円/月〜 | 公式をチェック | |
29,150円 | 1,457円 | 275円/月〜 | 公式をチェック | |
29,150円 | 1,309円 | 660円/月〜 | 公式をチェック |
2万円台のデュアルSIMスマホ!HUAWEI nova lite 3
画面サイズ | 6.21インチ |
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ストレージ | 32GB |
メモリ | 3GB |
OS | Android 9 |
カラー |
nova lite 3は2019年2月1に29,568円で発売されたSIMフリースマホです。トリプルスロットでDSDVに対応しています。
ただし、セカンドSIMスロットがmicroSDカード用スロットと排他利用なので、DSDV時にはSDカードが利用できません。
- 6.21インチの大画面
- Kirin 710搭載
- メインカメラ1,300万画素、フロントカメラ1,600万画素
HUAWEI nova lite 3は上記のような特徴がありながら2万円台で購入できるコスパの高い端末です。
発売日 | 2019/02/01 |
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定価 | 29,568円 |
OS | Android 9.0 |
CPU | HUAWEI Kirin710 オクタコア |
サイズ | 約155.2mm×約73.4mm×約7.95mm |
重量 | 約160g |
ディスプレイ | 約5.2インチ |
メインメモリ | 3GB |
ストレージ | 32GB |
カメラ | アウトカメラ:1,300万画素 |
インカメラ:1,600万画素 | |
バッテリー | 3,400mAh |
WiFi | 802.11 b/g/n(2.4GHz対応) |
Bluetooth | 4.2 |
USBポート | microUSB |
カラー | オーロラブルー ミッドナイトブラック コーラルレッド |
HUAWEI製品を購入する際の注意事項
HUAWEI製品を購入する前に必ず読んでください
2019年5月15日にアメリカ政府がHUAWEIを事実上の「禁輸措置」を決定したことを受けて、Googleが今後発売するHUAWEI製品へのサービス提供を停止するということに発展しました。
「既存のHUAWEI製品が今後使えなくなる」といったことはないとは思いますが、今後はOSアップデート可能性が非常に低いという状況になっています。
発売済みのHUAWEI製品に関しては、ソフトウェア更新(セキュリティパッチ)やアプリアップデート等は継続して行えるとHUAWEIの呉波氏が公言していますが、OSのアップデートは難しいでしょう。
未発売のHUAWEI製品(今後発売するHUAWEI製品)に関しては、上記についても確実ではないというのが現状です。
いずれの場合も、今後HUAWEI製品を購入する場合は現状を理解した上で購入するようにしてください。
nova lite 3を購入できるMVNO
nova lite 3が購入できるMVNOは以下の通りです。
会社名 | 販売価格 | 分割時 | 格安SIM価格 | 申し込み |
---|---|---|---|---|
13,068円 | 544円 | 1078円/月〜 | お得情報をチェック | |
17,380円 | 737円 | 990円/月〜 | 公式をチェック | |
24,445円 | 1,001円 | 704円/月〜 | 公式をチェック | |
26,400円 | 1,100円 | 770円/月〜 | 公式をチェック | |
- | 968円 | 2178円/月〜 | 公式をチェック | |
28,600円 | 1,430円 | 275円/月〜 | 公式をチェック | |
29,040円 | 1,210円 | 880円/月〜 | 公式をチェック | |
29,480円 | 1,350円 | 528円/月〜 | 公式をチェック | |
29,568円 | 1,342円 | 660円/月〜 | 公式をチェック |
おサイフケータイ対応のデュアルSIMスマホ!OPPO R15 Pro
画面サイズ | 6.28インチ |
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ストレージ | 128GB |
メモリ | 6GB |
OS | Android 8.1 |
カラー |
R15 ProはDSDVに対応しているSIMフリースマホです。
デュアルSIMに対応している端末はFeliCaに対応していない機種が多いのですが、R15 ProはFeliCani対応しています。
また、R15 ProはIPX7の防水機能もついています。
発売日 | 2018/09/28 |
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定価 | 78,000円 |
OS | Android8.1 |
CPU | Snapdragon 660 |
サイズ | 約156.5mm×約75.2mm×約8.0mm |
重量 | 約180g |
ディスプレイ | 約6.28インチ |
メインメモリ | 6GB |
ストレージ | 128GB |
カメラ | アウトカメラ:1,600万画素 |
インカメラ:2,000万画素 | |
バッテリー | 3,430mAh |
WiFi | 802.11 a/b/g/n/ac |
Bluetooth | 5.0 |
USBポート | microUSB |
カラー | レッド パープル |
OPPO R15 Proが購入できるMVNO一覧
R15 Proが購入できるMVNOは以下の通りです。
{phone_company[242]}iPhoneはeSIMでデュアルSIM可能!ただし日本では現状困難
iPhone XS、XS Max、XRはeSIMに対応しています。
eSIMとは端末に埋め込まれたSIMのことです。eSIMを利用するとSIMカードを使わなくても通信事業者の情報を書き換えることができます。
eSIM対応のiPhoneは通常のnanoSIMカードとeSIMを併用するとデュアルSIMスマホとして運用可能です。
しかし、日本ではまだeSIMに対応している通信事業者が存在しません。そのため、現状では日本でiPhoneをデュアルSIMスマホとして使えません。
eSIMについての詳しい情報は以下の記事に記載されています。
まとめ:2台持ちしなくても良くなるかも!?
HUAWEIやASUSなど、海外製のデュアルSIMスマホは増えてきています。
2台持ちは充電や持ち運びの手間がかかります。2台持ちに不便を感じている方はぜひデュアルSIMを検討してみてください。
すまっぴー編集部は、格安SIM・格安スマホ比較に関するコンテンツの企画、制作、編集しています。