「HUAWEI問題」「ハイコスパP30シリーズ」「iOS13発表」「ドコモ・au新料金プラン開始」「Pixel 3aは快調スタート」など最新ニュース【2019年6月4日】
最終更新日:2019年6月4日の《2週間格安SIM・MVNO・スマホニュース》は「HUAWEI問題」や「Appleの新OSが発表」など、業界を騒がすものが多いです。ドコモ、auで新料金プランがスタートを切り、端末分離プランの幕開けでもあります。
どうなる!?HUAWEI問題
先月の15日、米商務省産業安全保障局(BIS)の「エンティティリスト(Entity List)」に加えられ、実質『禁輸措置』となった中国のスマホメーカー『HUAWEI(華為技術)』。
米GoogleはHUAWEI向けのソフトウェアを停止、Androidライセンスを剥奪するといった事態にまで発展しました。
この影響で、先月21日に新作発表された『HUAWEI P30シリーズ』ですが、5月24日に発売を予定していましたがMVNO各社で”発売延期”や”発売未定”となり、業界は騒然としています。
しかし、Googleは、これまで発売されたHUAWEIのスマホと今回の新作発表会で発表されたP30シリーズに関しては引き続きAndroidの利用ができ、セキュリティパッチのアップデートも行われると公式で発表があったため、現行のモデルとP30シリーズに関しては突然使えなくなるということはないでしょう。
ただ、OSのアップデートに関してはむずかしく、さらには今後発売されるであろうHUAWEI端末にはAndroidおよびGoogleサービスの利用はできなくなる可能性が非常に高いとされています。
P30シリーズを販売に踏み切ったMVNO
HUAWEI P30シリーズの発売延期の流れが広まる中、発売に踏み切ったMVNOが実は3社あります。
大手キャリアのドコモやauも発売延期でと弱腰のなか、強気に発売したその姿勢には敬意の念を抱きます。ちなみに、公式のオンラインショップであるHUAWEI楽天市場店では延期することなく通常通り販売していましたが、HUAWEI Amazon店では一時販売停止していましたが、現在では購入できるようになっています
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iOS13が発表!!
WWDC19でAppleからiOS13の発表がありました。まとめると、
- ダークモードに対応
- ポートレートの向上(モノクロなど)
- フォトアプリのインターフェースの変更
- 画像・動画の編集がより細かく
- セキュリティの強化
- 純正マップの向上(米国内のみ)
- Siriの発声能力の向上
- AirPodsで音楽などのシェアが可能に
- 新しいMe文字
- リマインダーアプリが一新
- クイックツールバー・スマートリストが追加
- CarPlayでカーナビ対応
- FaceIDやアプリの起動が高速化
細かいことを挙げるともっとありますが、重要なのは『高速化』と『ダークモード』です。ダークモードはバッテリーの持ちにも関わってくるので、利用できるようになったのは大きいです。
iOS13はiPhone SE以降のiPhoneに対応する予定で、iOS12をサポートしていたiPhone 6/6 PlusやiPhone 5sはサポート対象外となりました。
ちなみに、従来はiPadもiOSでしたが、今回の発表でiPadOSというiPad専用のOSも発表されました。
ドコモの新料金、3400万人が4割値下げの恩恵受けられず
6月1日からドコモの新料金プラン『ギガホ/ギガライト』が提供開始されました。
かねてから新料金プランは”4割値下げ”という点をアピールしてきたドコモですが、実際に4割値下げの恩恵を受けられるのは”ギガライト”で”1GB以下”のデータ容量を使用した場合です。
しかし、約5千万人いるドコモユーザーの中で1GB未満のデータ容量で済んでいる人は約1600万人のようで、残りの3400万人は4割値下げの恩恵が受けられないのが現状のようです。結局月々の携帯料金はかわらない可能性のほうが高くなっています。
ドコモの端末購入向けのサービス『スマホおかえしプログラム』
6月に突入し、新料金プランの開始にともない、端末購入サポートや月々サポートは廃止され、docomo withも終了してしまいました。
そのかわりに、スマホを購入する際に利用できる新サービス『スマホおかえしプログラム』が始まりました。これは、auの「アップグレードプログラム」やソフトバンクの「半額サポート」に類似したサービスです。カンタンに説明すると、36回払いで端末を購入し、24回支払った時点で利用中の端末を返却すると、残りの12回分を支払う必要がなくなるというサービスです。
支払い回数がau・ソフトバンクと比べて短い点は評価しますが、スマホの返却を条件にするとなると新たに端末を購入する必要があるので、24回/36回払いで買い替えをせずに同じ端末を長く利用したほうが、端末分離プランの恩恵は大きいと思います。
ASUSから最新スマホ「Zenfone 6」が発表!
出典:ASUS公式HP(英語)
台湾のメーカー「ASUS」から最新のスマホ「Zenfone 6」の公式発表がありました。
数字のシリーズは昨年の「Zenfone 5」以来一年ぶりで、正統後継機として堂々のスペックを有しています。
Zenfoneシリーズのフラッグシップモデルになるようで、かつてのハイコスパ機はMaxシリーズに座を譲ったようです。
日本国内での発売に関しては正式発表がないため、発売日はいつになるかわかりません。
画面サイズ | 6.4インチ |
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ストレージ | 256GB |
メモリ | 8GB |
OS | Android 9 |
カラー |
2019年夏スマホ『Pixel 3a』が最初にランクイン!
画面サイズ | 5.6インチ |
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ストレージ | 64GB |
メモリ | 4GB |
OS | Android 9 |
カラー |
2019年夏モデルの最新スマホが次々と大手キャリアから発売していますが、最初にTop10入りしたのはGoogleから発売された廉価モデル「Pixel 3a」(ソフトバンク版)です。
出典:BCNランキング
Google Pixel 3の廉価モデルですが、カメラの性能が同じということもありかなり期待度が高い端末です。実際かなりカメラの性能は高く、フラッグシップのスマホにも負けない品質です。
廉価モデルはどうしてもカメラの性能が下がりがちで、カメラ性能だけを重視して端末を選んでも、たどり着くのはフラッグシップモデルで高価な端末ということが多いですが、Pixel 3aは4万円台でかなり性能の高いカメラを搭載しているので、カメラの性能だけ高いのがよいという人にはかなりおすすめです。
カメラ性能だけでなく、ゲームなどの高負荷の作業もサクサク快適に利用したいと考えている人は上位モデルのPixel 3やiPhone XSなどのフラッグシップモデルを選ぶことになりそうです。
SIMフリースマホ歴6年でPCやスマホなどのデバイス好き。国内向けに販売されていない端末にも割と詳しく、2011年から脱キャリアしたので絶賛キャリアフリー生活推奨中。「新しいものはとりあえず触ってみる」がモットーです。