【完全版】iPhoneを格安SIMで利用する方法！SIMロック解除ですべての格安SIMが使える

iPhoneは人気の機種ですよね。MMD研究所が2019年12月に行った調査によると日本国内において全体の4割がiPhoneを利用しています。

引用：MMD研究所「2019年12月 iPhone・Androidシェア調査」

格安SIMの利用を考えるときにiPhoneで使いたいと考える方は多いはずです。

安心してください、格安SIMでもiPhoneは使えますよ！

格安SIMでiPhoneを使いたい！

格安SIMでiPhoneを使いたい！と考える方の中にも

• 格安SIMに乗り換えても今のiPhoneをそのまま利用したい
  
• 格安SIMに乗り換える際に新たにiPhoneを購入したい
  

という2パターンに分かれると思います。

今回は、格安SIMに乗りかえても今のiPhoneをそのまま利用したい人向けに格安SIMを紹介していきます。

格安SIMに乗りかえる際に新たにiPhoneをセット購入したい方は、以下の記事を読んでください。

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すでにiPhoneを持っている方

以下はすでにiPhoneを持っていて、iPhoneを格安SIMで運用したい方向けに対応機種などの解説をします。

今使っているiPhoneで格安SIMを使う際に知っておくべきこと（注意点など）

今使っているiPhoneで格安SIMにする場合、注目するべきはどのキャリアのiPhoneなのかということです。

• ドコモ版iPhone
• au版iPhone
  
• ソフトバンク版iPhone
• ワイモバイル版iPhone
• UQモバイル版iPhone
• SIMフリー版iPhone
  

iPhoneには以上の6種類があり、まずは自分がどのiPhoneに該当するのかを確認しましょう。

基本的には、現在利用中のキャリアと同じ回線で使い始める方法が簡単なのでおすすめです。たとえば、ドコモのiPhoneはドコモ回線の格安SIMです。

SIMフリー版iPhoneはどの回線の格安SIMでも使えるので、自分が使いたい格安SIMを選択して利用できます。

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同じ回線であればSIMロック解除は必要ない！

購入したキャリアと同じ回線のSIMであれば、SIMロックを解除しなくてもSIMを利用できます。

例えば、ドコモで購入したiPhoneにはドコモのSIMロックがかかっています。イオンモバイル（ドコモ回線）やmineo（Dプラン）であれば、SIMロック解除の手続きをしなくても、SIMを挿してAPN設定を済ませば問題なくSIMを使うことができます。

ただし、ソフトバンク回線の格安SIMではiPhone専用のSIMだけ取り扱っている事業者もあります。

また、同じ回線でもSIMロック解除が必要な場合もあるため、各MVNOの公式サイトで公開されている「動作確認済み端末一覧」ページにて利用予定の機種が使用できるかどうかを確認しましょう。

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SIMロック解除すればほとんどの格安SIMが利用できる

SIMロックを解除すれば、iPhoneでほとんどの格安SIMを利用できるようになります。

SIMロック解除はWebから簡単に行えます。WebでSIMロック解除申し込みを行う場合はMy docomoやMy auなどのアカウント登録（無料）が必要になります。

SIMロック解除の手続き方法

SIMロック解除の手続きはWeb、電話、店頭の3つのうちいずれかの方法で行います。

おすすめの方法はWeb手続きです。WebからSIMロック解除の申し込みをする場合は手数料が無料です。中古品や解約後の端末もWeb申し込みであれば手数料は発生しません。

電話や店頭でSIMロック解除の手続きを申し込む場合は3,000円の手数料がかかります。

SIMロック解除手続きにはiPhoneのIMEIが必要です。IMEIとは「設定」アプリから「情報」を選択すると確認できる15桁の数字のことです。

auのSIMロック解除

auで購入したiPhoneのSIMロック解除手続きは上記のページをスクロールすると表示される「SIMロック解除のお手続き」のページから行います。

手続きには「My au」の会員登録が必要です。My auはauの契約がなくても無料で会員登録できます。

ドコモのSIMロック解除

ドコモで購入したiPhoneのSIMロック解除手続きは上記のページをスクロールすると表示される「お手続きサイトへ」のページから行います。

手続きには「dアカウント」の会員登録が必要です。dアカウントはドコモの契約がなくても無料で会員登録できます。

ソフトバンクのSIMロック解除

ソフトバンクで購入したiPhoneのSIMロック解除手続きは上記のページから行います。

手続きには「My Softbank」の会員登録が必要です。My Softbankはソフトバンクの契約がなくても無料で会員登録できます。

ネットワーク利用制限がかかっているiPhoneはSIMカードが使えない

SIMロック解除済みで動作確認済端末でも、ネットワーク利用制限がかかっているiPhoneはSIMカードを利用した通信を行えません。

ネットワーク利用制限とは不正利用や代金の踏み倒しなどを行ったスマホに課されるペナルティです。

中古で購入したiPhoneなどはネットワーク利用制限がかかっていることがあります。

なので、SIMカードを利用した通信を行いたい方は、購入前に「ネットワーク利用制限：▲（あるいは×）」の記載を確認するようにしましょう。

格安SIM事業者が発表している動作確認済みのiPhone

前述の通り、格安SIMはiPhoneでも問題なく使えます。

しかし、auやソフトバンクなどキャリアで購入したiPhoneはSIMロック解除が必要な場合があります。

また、最新のiPhoneでは動作確認が行われるのが遅い場合もあります。

以下では、格安SIM事業者（MNOサブブランド含む）が公式で発表している動作確認済みのiPhone（ドコモ、au、ソフトバンク、SIMフリー）を表にまとめました。

iPhone 12シリーズにも対応しているので、最新iPhoneを持っており格安SIMに乗り換えを検討している方は参考にしてください。

なお、表記載の◯はそのまま利用可能、△はSIMロック解除が必要、-は動作未確認を表します。

iPhone 12

iPhone 12 mini

iPhone 12 pro

iPhone 12 pro max

iPhone SE（第二世代）

iPhone 11

iPhone 11 Pro

iPhone 11 Pro Max

iPhone XS

iPhone XS Max

iPhone XR

iPhone X

iPhone 8 Plus

iPhone 8

iPhone 7

iPhone 6S

iPhone SE

iPhoneを持っていない方

iPhoneを新しく購入する方向けに「回線とセット購入」と「回線とは別々にiPhoneを購入」どちらがより自分に向いているのかを解説します。

"セット購入"と"別々での契約"、どっちがお得？

以下はiPhoneを回線とセット購入する場合と別々で購入する場合のメリット・デメリットの表です。

"セット購入"でおすすめの会社を紹介！

iPhoneをセット購入する場合はキャンペーンや割引が適用されるMVNOを選ぶとよいでしょう。

MVNOごとにプランにそれぞれ特色があるため、割引金額だけではなく各社のプランについても検討する必要があります。

ただし、販売されているモデルはMVNOによって異なります。それぞれのMVNOで販売されているiPhoneの価格の比較については以下の記事を参照してください。

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こちらもチェック！⇒iPhoneが買えるiPhone SIMランキング

OCNモバイルONE：中古iPhoneが1円から購入可能

OCNモバイルONEはgoo Simsellerと提携しており、中古iPhoneであれば1円から販売されています。 また、他社では取り扱いが少なくなってきた初代iPhone SEやiPhone 7といった型落ちのモデルが販売されていることも特徴です。

プランは1GB～20GBまで6つの段階があります。音声通話SIMであれば1GB1,298円から運用可能です。

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BIGLOBEモバイル：ポイント還元が多い！

BIGLOBEモバイルはGポイントが還元されるキャンペーンを頻繁に行っています。Gポイントは月額の充当だけではなく、Amazonギフト券などの電子マネーに交換することができます。

通信速度についてはau回線であれば快適に利用できます。また、YouTubeやApple Musicの通信量を消費しない「エンタメフリー」というカウントフリーオプションがあるのもBIGLOBEモバイルの特徴です。

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IIJmio：キャンペーンがお得

IIJmioでは他社からのMNP乗り換えで特典が適用されるキャンペーンが頻繁に行われています。キャンペーン内容は月によって異なるので、乗り換えのタイミングを逃さないようにしましょう。

また、IIJmioはiPhoneXR以降のモデルで利用できる「eSIM」プランが提供されています。

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ワイモバイル：iPhone12・iPhone12 mini発売予定

ワイモバイルはソフトバンクグループのMNOということもあり、新型モデルのiPhoneの入荷が速い傾向があります。

2021年2月下旬以降には、iPhone12とiPhone12 miniが発売される予定です。

ワイモバイルの通信速度はキャリア並となっており、ほぼキャリアと変わらない使い心地で月額を抑えることができます。

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"別々での購入"のおすすめの方法を紹介！

回線契約とは別でiPhoneを購入する場合はApple Store、家電量販店、フリマや中古ショップのいずれかの場所でiPhoneを探すことになるかと思います。

一番簡単にiPhoneを購入できるのはApple Storeです。Apple Storeでは最低限の手続きで国内版SIMフリーのiPhoneを購入できます。

欲しいモデルが決まっていて、なるべく早くiPhoneを手に入れたい方はお近くのApple StoreやApple Storeのオンラインショップを利用しましょう。iPhoneの下取りは店舗でもWebでも行えます。

家電量販店は独自のキャンペーンが行われていることがあります。ただし、店舗によっては頭金や加入必須オプションが発生するのでよくキャンペーン内容はよく確認しましょう。

「なるべく安くiPhoneを購入したい」という方は、中古店やメルカリなどのフリマサイトがおすすめです。中古iPhoneは傷の程度やバッテリーの劣化具合で価格が変動します。

中古iPhoneは端末の状態やSIMロックの有無などチェックする項目は多いですが、定価よりかなり安く購入できます。

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よくある質問

iPhoneの購入元キャリアがわからない

「中古で購入した」「人から譲ってもらった」などの理由でiPhoneの購入元キャリアがわからない場合は以下それぞれページでIMEIを入力してください。

• ネットワーク利用制限携帯電話機確認サイト（ドコモ）
• ネットワーク利用制限携帯電話機確認サイト（ソフトバンク）
• ネットワーク利用制限携帯電話機確認サイト（au）

3キャリアで購入したiPhoneの場合はいずれかのページで「◯」が表示されます。表示されない場合はSIMフリーまたはUQモバイルやmineoなどのMVNOで購入された可能性があります。

SIMロックを解除したのにiPhoneが使えない

SIMロックを解除したのに『SIMが無効です』と表示される場合に考えられる理由は以下の2点です。

• SIMの種類が古い（au）
• SIMがiPhoneに対応していない（ソフトバンク）

auには「VoLTE非対応SIM」と「VoLTE対応SIM」の2種類のSIMが存在します。VoLTE非対応SIMの場合はVoLTE対応SIMに交換することでiPhoneを使えるようになる可能性があります。

ソフトバンクのSIMには「Android用SIM」と「iPhone専用SIM」があります。Androidで利用していたSIMをiPhoneで使うには交換の手続きが必要になる場合があります。

インターネット通信ができない

iPhoneと回線を別々で契約した場合は、インターネット通信を行うためにWi-Fi環境下でAPNプロファイルの設定が必要になります。

APNプロファイルはSIMカード送付時に同封されている手順書からQRコードを読み込む、または「◯◯（契約したMVNO） プロファイル」でGoogle検索すると該当ページが表示されます。