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格安SIMを使った分だけ!段階定額・従量制プランを徹底比較

最終更新日:
格安SIMを使った分だけ!段階定額・従量制プランを徹底比較

月によってデータ使用量に差がある方には使った分だけ料金を支払う従量制プラン(段階定額プラン)がおすすめです。エキサイトモバイル、0SIM(nuroモバイル)、U-mobile、b-mobile Sの4社の従量制プランを徹底比較します。

従量制プランとは

従量制プランとは、データ使用量に合わせて料金が最適化されるプランのことで、段階定額プランともいいます。
大手キャリアではauのピタットプランやソフトバンクのミニモンスターが従量制プランです。

従量制プランは2台目以降のスマホやカーナビ用のタブレットなど、月によって利用するデータ量にバラつきのある端末と相性がいいです。

この記事では従量制プランを提供しているMVNOをそれぞれどんな特徴があるのか解説しながら比較していきます。

2019年7月現在、従量制プランを提供しているMVNOは以下の4社です。

  • エキサイトモバイル
  • nuroモバイル
  • U-mobile
  • b-mobile S

エキサイトモバイルはバースト機能対応

エキサイトモバイル

エキサイトモバイルの最適料金プランは100MBから10GBまで細かい段階を設定しています。

3枚コースにすると最大5枚のSIMを使えるので、タブレットなど複数の端末に挿して利用できます。回線はドコモです。

従量制プランでエキサイトモバイルをおすすめする理由は高速通信のオンオフの切り替えを自由にできるからです。スマホを触らない時は低速モードにすればデータ量を消費しません。

さらに、エキサイトモバイルは低速通信時のバースト転送に対応しています。低速通信時もはじめの一定量は高速通信ができます。

以下はデータSIMを1枚または3枚コースで契約した時の月額表です。

データ容量1枚コース3枚コース
低速通信のみ550円-
~100MB693円1,055円
500MB以下693円1,210円
1GB以下726円1,298円
2GB以下847円1,474円
3GB以下968円1,705円
4GB以下1,265円1,958円
5GB以下1,595円2,079円
6GB以下1,760円2,145円
7GB以下2,090円2,310円
8GB以下2,332円2,409円
9GB以下2,420円2,618円
10GB以下2,618円2,794円
11GB以下-3,113円
12GB以下-3,410円
13GB以下-3,795円
14GB以下-4,169円
15GB以下-4,378円

※SMS機能:+154円/月
※音声通話機能:+770円/月(SMS機能付き)

家族での利用なら3枚コースがおすすめです。たとえば10GBを3人で利用する場合、使えるデータ量は1人約3.3GBで価格は約930円です。

これが1枚コースであれば3GBで968円。使えるデータ量も価格も3枚コースの方がよりお得です。

nuroモバイルの0SIMは499MBまで無料

nuroモバイルの0 SIMは500MB未満は0円で利用できます。回線はドコモです。

0sim

500MBから2GBまで100MBごとに110円ずつ加算され、2GBから5GBまでは1,760円の定額です。

5GBを超えると通信速度が制限され、不便を感じたら高速データ量をチャージすることも可能です。

データ専用プランデータ+SMSプランデータ+音声プラン
(SMS機能付き)
0〜499MB0円165円770円
500MB〜2,047MB100MBごとに+110円
2,048MB〜1,760円1,925円2,530円

ただしデータ専用プランとデータ+SMSプランは3ヶ月通信がないと自動的に解約されるので注意してください。その際契約解除料はかかりません。

U-mobileのダブルフィックスプラン

U-mobileのダブルフィックスプランは999MBまでは748円で、1GBを超えると990円になります。

3GBを超えると通信速度が最大200Kbpsに制限されます。もちろん追加チャージも可能です。回線はドコモです。

ダブルフィックス

毎月1GBも使わない方はダブルフィックスプランにすると1GBプランより月額が121円安くなります。

データ専用データ専用+SMS通話プラス
999MBまで748円913円1,628円
1GB以上990円1,055円1,958円

b-mobile Sはソフトバンク回線が使える

b-mobile Sの従量制プランは100MBから15GBまでの6段階設定のデータ専用SIM「190Pad SIM」と、1GBから15GBまでの5段階設定されている音声通話機能付きの「ジャストフィットSIM」があります。

データ容量データ専用データ+SMS
(ドコモ)
音声通話機能付き
ドコモ
音声通話機能付き
ソフトバンク
100MBまで209円352円--
1GBまで528円671円1,089円1,089円
3GBまで935円1,078円1,419円1,859円
6GBまで1,595円1,738円1,969円2,629円
10GBまで2,365円2,552円2,849円3,509円
15GBまで3,608円3,751円3,949円4,829円

190PadSIMとジャストフィットSIMはデータ上限を設定できるので使いすぎを防止できます。3GB、6GB、10GB、15GBのうちから設定可能で、初期設定値は10GBです。設定した上限値を超えると通信速度が制限されます。また、低速制限時に360MB以上利用すると通信速度がさらに制限されます。

b-mobile Sはドコモ回線だけでなくソフトバンク回線のSIMも取り扱っています。ソフトバンクで購入したiPadも問題なく利用できます。

ただしソフトバンクSIMはiPhoneとiPad専用です。Android端末では使えないので注意してください。

従量制プランのメリット

追加チャージするより安い

追加チャージを前提に通信量の少ないプランを契約すると、格安SIMの追加データは割高なので損をしてしまいます。

たとえばBIGLOBEモバイルの追加データは100MBあたり330円なので、1GB追加すると3,000円もかかります。

そのため、追加チャージするかもしれない容量を契約するよりもデータ通信量を使った分だけ支払う従量制プランの方が結果的に安くなります。

Wi-Fiと併用で月額を節約できる

Wi-Fi環境を前提に利用する端末は従量制プランがおすすめです。

動画の視聴や音楽のダウンロードはWi-Fi環境下で行い、外出先ではLINEやメールのチェックなど最低限の利用で押さえれば月額も安くなります。

従量制プランを選ぶポイント

従量制のプランを提供している格安SIMの選び方を説明します。

使っているスマホの回線を取り扱っているMVNOを選ぶ

MVNOが利用予定の端末の回線を取り扱っているか確認しましょう。

えたとばソフトバンクのスマホにドコモ回線のSIMを挿しても使えません。この場合はソフトバンク回線のSIMを選ぶかスマホのSIMロック解除をする必要があります。

ほとんどの格安SIMはドコモ回線を利用しています。今回紹介した格安SIMの中ではb-mobile Sが唯一ソフトバンク回線を使えます。

通信速度は満足できる速さか確認する

格安SIMはキャリアと比べて通信速度が遅くなりがちです。また、MVNOによって通信速度は異なります。 データ通信量を無駄に消費しないよう満足できる速さの格安SIMを選びましょう。

すまっぴーでは毎月通信速度の測定を行っています。今回紹介したU-mobilenuroモバイルも速度測定の対象なので参考にしてください。

データ通信量から見る料金プランの差で選ぶ

同じ従量制プランでもMVNOによってサービスはそれぞれ異なります。

0SIMは2GBを超えるまでに料金が15段階設定されていて、少ないデータ量の利用が前提になっています。

一方、エキサイトモバイルは2GBまで4段階しかありません。その代わりにメインのスマホでも使えるように10GBまでの大容量に対応しています。

利用目的に合わせて自分に合うプランを選びましょう。

従量制プランなら使わない分月額が安くなる

従量制プランは上限がないため、うっかり使い過ぎてしまうと月額がとんでもないことになります。

上限設定ができるb-mobile S以外はデータ通信を使わない時は設定から「モバイルデータ通信」をオフにするなど、ある程度使うデータ量を自分で調整する必要があります。

低速モードに切り替えられる上にバースト機能に対応しているエキサイトモバイルならメインのスマホでも不便なく使えます。

あまり使わない端末であれば維持費がかからない0SIMがおすすめです!

この記事を書いているのは
(編集:すまっぴー編集部)
すまっぴー編集部

すまっぴー編集部は、格安SIM・格安スマホ比較に関するコンテンツの企画、制作、編集しています。

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