SIMフリー(シムフリー)とは?SIMフリーのメリット・デメリット【5分でスピード解決】
最終更新日:SIMフリーとは、SIMロックと呼ばれる制限のかかっていない状態のことです。そのため、自分で好きな格安SIMを挿し込んで利用することができます。SIMフリースマホや格安SIMを利用することで大手キャリアと比べて月額料金半額以下でスマホを使えるようになるため非常にお得です。
SIMフリーとは?SIMフリーなら自由にSIMカードが選べる
楽天モバイルのデメリット!ここがいまいち・・・
サービス関連の炎上が多い
楽天経済圏外ではポイント恩恵はかなり少ない
SIMフリーとは、キャリアに縛られることなく自分の好きなSIMカードを差し込んでスマホやタブレットを利用できる状態のことです。
つまり、SIMフリー端末を利用または手持ちのスマホをSIMフリー化すれば、格安SIMと呼ばれる大手キャリアよりも月額料金が安いSIMカードを好きに選んで利用できるようになります。
格安SIMは大手キャリアとは別の会社であるMVNO(格安SIM会社)で、販売されています。
SIMカードとは、スマホやタブレットに挿し込んで通信を行うためのICチップのことです。SIMカードには契約者情報などが入っているため、SIMカードがあれば端末を変えても情報を引き継いで、これまでと同様にスマホを使うことができます。
SIMフリーのメリットとデメリット
SIMフリー端末を利用する、または手持ちの端末をSIMフリーにすることによってどんなメリットとデメリットがあるのでしょうか。それぞれ丁寧に説明します。
メリット
好きなSIMを使えて月額料金が安くなる
SIMフリーにすることで、大手キャリアに縛られずに自由に好きなSIMカードを使えるようになります。
そのため、格安SIMを挿し込むことで月額料金を安くすることが出来ます。
また、安いからこそ大手キャリアのSIMと使い分けてお得に2台持ちをすることができるようになります。
SIMフリー端末とSIMをセットで安く購入することができる
大手キャリアでは、端末と同時に購入すると価格がとても高額になってしまいます。
しかし、各MVNOでは端末とSIMカードをセット販売しており、大手キャリアで契約するよりも安くお得に購入することができます。
デメリット
異なる回線のSIMを利用するならSIMロック解除が必要
手持ちの端末をSIMフリー化しようとすると、場合によってはSIMロック解除が必要になります。
SIMロック解除が必要になる場合は、異なる回線のSIMカードを利用する時です。
例えばau回線のSIMフリースマホを持っていて、楽天モバイルの格安SIMを使いたいとします。すると、楽天モバイルはドコモ回線を借りて運用しているため、端末がau回線とSIMがドコモ回線と、違いが生じています。
上記のように、違いが生じてしまった場合にはSIMロック解除が必要です。
SIMフリーの利用方法2パターン!
SIMフリーを利用する方法が2パターンあります。
- 手持ちの端末をSIMロック解除して使う
- SIMフリースマホを購入して利用する
簡単にSIMフリーにできる方法2パターンを紹介します。
手持ちの端末をSIMロック解除して使う
わざわざSIMフリースマホを購入しなくても、手持ちの端末をSIMフリーにする方法があります。それは、SIMロック解除です。
スマホには、SIMロックというものがかかっています。SIMロックとは、大手キャリアが他のSIMを利用できないようにロックをかけた状態のことです。
しかし、一定期間を過ぎればスマホにかけられたSIMロックを解除してSIMフリースマホにすることができます。ただし、SIMロック解除ができるのは2015年5月以降に販売された端末です。
ちなみに、同回線であれば、SIMロック解除をすることなく利用することができます。
例えば、au回線の端末を利用しているなら、au回線を使っている格安SIMを利用すればSIMロック解除は必要ありません。
au端末をSIMフリースマホにしたい!
au端末は、端末購入から181日経過するとSIMロック解除ができるようになります。
- au回線を利用しているMVNO(格安SIM会社)
au回線のMVNOを選べば、SIMロック解除せずに利用することができます。
ドコモ端末をSIMフリースマホにしたい!
ドコモ端末は、分割払いで購入の場合、購入から100日経過するとSIMロック解除ができるようになります。
一括払いで購入した場合には、購入日からSIMロック解除が可能です。ただ、端末購入サポートに加入した場合には一括払いであっても購入日から100日経過しないとSIMロック解除することができないため注意が必要です。
- ドコモ回線を利用しているMVNO(格安SIM会社)
ドコモ回線のMVNOを選べば、SIMロック解除せずに利用することができます。
ソフトバンク端末をSIMフリースマホにしたい!
ソフトバンク端末は、端末購入から181日経過するとSIMロック解除ができるようになります。
iPhoneをSIMフリーにしたい!
iPhoneはPhone6s以降に販売された端末であればSIMロック解除することができます。
- iPhone6s
- iPhone6s Plus
- iPhoneSE
- iPhone7
- iPhone7 Plus
SIMフリースマホを購入して利用する
もともとSIMフリーになっている端末が販売されています。
SIMフリースマホを購入することでSIMロックを気にすることなく好きなSIMを選択できるようになります。
SIMフリースマホは、ネットショッピングや家電量販店、格安SIMとセット販売、各MVNOの店舗で購入することができます。
SIMフリーの【料金プラン】
SIMフリーにすれば、格安SIMを利用できるようになるため大手キャリア利用時の月額料金から半額以下の月額料金にすることができます!
MMD研究所の調査では、大手キャリアのスマホを利用中の方の利用料金平均7,505円に対し、格安SIM利用者は2,273円です。
格安SIMには、データSIM・SMS付データSIM・音声通話SIMがあり、インターネット通信のみのデータSIMの利用ならさらに月額料金を安くすることが可能です。
{article[330]}auの新プランとmineoの月額料金を比較!
2017年7月からスタートしたauの新料金プランとMVNOであるmineoの料金を比較してみましょう。
- auピタットプラン(シングル) vs mineo(Aプラン)音声通話SIM
auピタットプラン(シンプル) | mineo(Aプラン) | |
---|---|---|
1GB | 3,278円 | 1,551円 |
3GB | 4,378円 | 1,661円 |
20GB | 6,578円 | 5,049円 |
- auピタットプラン(スーパーカケホ) vs mineo(Aプラン)+5分以内かけ放題
auピタットプラン(スーパーカケホ) | mineo(5分以内かけ放題) | |
---|---|---|
1GB | 4,928円 | 2,486円 |
3GB | 7,128円 | 2,596円 |
20GB | 9,328円 | 5,984円 |
auで新しく登場したプランは3大キャリアの中では破格の月額料金です。しかし、MVNOの月額料金と比べてみると、やはり大手キャリアの月額料金の方が高いことがわかります。
安さを求めるなら、SIMフリースマホにして格安SIMを利用することをおすすめします。
自分に合った料金プランの選び方
自分に合ったプランを選択するときに1番重要なのが、どのくらいのデータ通信量が必要かです。
大手キャリアのスマホを使っている方は、各キャリアのマイページから毎月どれくらいデータ量を使っているか確認をすることができます。そのデータ量を参考にしましょう。
現在ガラケーを使っている方は、データ通信量を使っていないのがほとんどであるため、最初は1GB~3GB程度のプランを選んでおけば問題ありません。後からデータ量の変更も可能です。
ちなみに、1GBのデータ量の目安は以下の通りです。
1(単位)あたり | 1GBあたり | 1日平均 | ||
---|---|---|---|---|
サイト閲覧 | 300KB | 3,490回 | 116.5回 | |
地図閲覧 | 732KB | 1,398回 | 46回 | |
LINE | トーク | 2KB | 50万回 | 16,667回 |
無料通話 | 0.3MB | 55時間30分 | 1時間51分 | |
ビデオ通話 | 5.1MB | 3時間15分 | 6分30秒 | |
メール | 5KB | 20万回 | 6,800通 | |
動画の視聴 | 低画質 | 3MB | 5時間30分 | 10分 |
高画質 | 11MB | 90分 | 3分 | |
音楽ダウンロード | 4MB | 250曲 | 8曲 |
ちなみに容量を超えたからといって通信が出来なくなることはありません。
大手キャリア同様に、速度制限にかかり、通信速度が遅くなります。
おすすめSIMフリー端末を紹介!【おすすめ端末3選】
HUAWEI P20 lite
画面サイズ | 5.84インチ |
---|---|
ストレージ | 32GB |
メモリ | 4GB |
OS | Android 8.0 |
カラー |
HUAWEI P20 liteは、コストパフォーマンスが非常に高いSIMフリースマホです。
RAM4GB、ROM64GBあるため日常生活で利用するために十分なスペックが備わっています。また、電池持ちが良いことも大きな魅力となっています。
さらにCPUの性能が高く、サクサクと快適なインターネット通信を行うことができます。
きらびやかな美しいデザインも魅力のHUAWEI P20 liteは35,178円という、充分なスペックでありながら3万円台で購入可能な貴重なSIMフリースマホであるといえるでしょう。
ASUS Zenfone5
画面サイズ | 6.2インチ |
---|---|
ストレージ | 64GB |
メモリ | 6GB |
OS | Android 8.0 |
カラー |
Zenfone5は、日本で人気となったZenfoneシリーズの1つ!
Zenfone 5の特徴はドコモの格安SIMが使えるのはもちろん、対応機種が少ないau系の格安SIMプランにも対応していることです。
デザイン性も高く、背面は両面ガラスの下に広がる同心円と、エッジング加工で、流れるような曲線になっています。
そして意外と使い勝手がよく重宝するのが、SIM2枚使いが可能なことです。 2枚使いが可能になることで、仕事用とプライベート用を1台にまとめたり、海外へよく行く人は、海外用に入れっぱなしにしておけば、到着したらすぐに切替が可能です。
販売価格は5万円弱が定価で格安SIMとセットで買えばさらに安く買うこともできます。
MOTOROLA Moto G4 Plus
画面サイズ | 5.5インチ |
---|---|
ストレージ | 32GB |
メモリ | 3GB |
OS | Android™ 6.0 |
カラー |
MOTOROLAから発売されているMoto G4 Plusは、シンプルな設計でありながら、高性能カメラ、5.5インチのHDディスプレイを搭載しています。
値段も3万円代という低価格で、口コミを中心に人気が広がった端末です。
Moto G4 Plusは、4,100mAhバッテリーという大容量!約30日間の連続待ち受けが可能でヘビーユーザーにとってもおすすめです。
Moto G4 Plusも2つのSIMカードが利用出来るので幅広い使い方ができるのもポイントです。
他にも、OSはAndroid 6.0、指紋センサーを標準搭載しており、機能面が充実している格安スマホです。
SIMフリーの波に乗ろう!SIMフリースマホでお得に運用!
SIMフリーの端末が発売された当初と、現在では、そのサービスや、音声品質は大きく変わってきており、現在は大手キャリアと遜色ないレベルにまで進化しています。
競争が厳しい格安SIMの業界は、毎月の料金プランが安いのはもちろん、その他にも、通話し放題や、通信容量の翌月へ繰り越し、家族でのシェア等、ユーザーにとって嬉しいサービスも充実しており、値段の魅力だけでなく、サービスでの満足度も高くなっています。
SIMフリー端末はASUSやHUAWEIといった海外メーカーの機種が良く売れており、高性能と低価格を併せ持ったものが多く発売されています。
特に格安SIMとのセット販売されることが多いZenfoneシリーズは人気の機種となっています。
格安SIMを扱うメーカーでは、加入者数No1のOCNモバイルや、顧客満足度調査で常に1位を獲得しているIIJmio、auユーザーにも切り替えがしやすいmineoなどがおすすめです。
自分の利用用途を考えて、SIMフリースマホでお得にスマホの運用を始めましょう!
画面サイズ | 5.84インチ |
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ストレージ | 32GB |
メモリ | 4GB |
OS | Android 8.0 |
カラー |
画面サイズ | 5.2インチ |
---|---|
ストレージ | 32GB |
メモリ | 3GB |
OS | Android6.0 |
カラー |
画面サイズ | 5.5インチ |
---|---|
ストレージ | 32GB |
メモリ | 3GB |
OS | Android™ 6.0 |
カラー |
格安SIMと組み合わせるなら中古スマホもおすすめ!
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